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【ネタバレ注意!】 ジェリー・イェン主演「最高の元カレ」勝手に盛り上げ隊! 第37話~第42話に寄せられた感想を紹介! いよいよ最終回!

ついに最終回を迎えたジェリー最新ドラマ「最高の元カレ」。

この放送に合わせてみんなで一緒に盛り上がろう~ということで、感想を募集していました。


今回は最後の視聴レポとなります。
【参加手順と放送情報】
では、37話~42話までのストーリーをざっとおさらいしましょう。

以下、ネタバレにご注意ください!(までの内容に触れています!)



【最高の元カレ 主な登場人物】
リー・タン(ジェリー・イェン):アパレルメーカー・ドンファンのCEO。ファンスーの元カレ。
フー・ファンスー(マギー・ジャン/ジャン・シューイン):デザイン会社ファンシーのデザイナー。
チョン・シャンナン(ヴィオラ・ミー/ミー・ルー):トップモデル。リー・タンの婚約者。
イン・ハオラン(ロン・ン):アパレルメーカー・ジョイスの副総裁。

父が倒れ、動揺する中でリー宝石とドンファンを守るため奮闘するリー・タンだったか、リー宝石の役員はシャンナンが提示した好条件に飛びつき提携を進めることで一致。取引先にも今のリー・タンに手を差し伸べる者はいなかった。シャンナン側のNSHが立ち上げる新ブランド、ロージー・クラウズが狙うのは、ドンファン側のルミエールの販路を断つこと。シャンナンはハオランを引き入れ、ルミエールの販路をロージーに譲るよう提案する。さらにリー・タンのもとを訪れたシャンナンは、リー宝石を守りたければ、ファンシーを含むドンファンの全ブランドを手放せと迫るのだった。リー・タンは悩んだ末にドンファンの譲渡契約書を差し出す。しかしその中にファンシーが入っていないことに怒りを露わにするシャンナン。彼女はリー・タンに土下座するよう迫る。


ファンスーのためについに膝を折ったリー・タン。
それを知ったファンスーも、シャンナンを訪れ、ファンシーを譲渡すると持ちかける。
会社で動揺する社員の前で、権利譲渡を告げるリー・タン。家族のような社員たちを前に、残留するにしても退職するにしても、できる限りの好条件を約束する。さらに、ファンスーが新しいスタジを立ち上げることも告げられた。

ファンスーもまた自分の執着を捨てリー・タンのために全てを投げ出した。もう何も残っていないふたりだったが、この荒波により、ふたりの絆は一層強まった。そして次の夢へと歩みだすのだった。

あの縫製工場が幸いにもドンファンとは無関係だったことで、ここから再出発をすることになったファンスー。シャオナイだけでなく、ルオ社長、ジアシン、ジュリーという仲間たちもファンスーを頼り移ってきた。

一方、リー・タンは筆頭株主としてリー宝石の役員会に乗り込む。テシーロのシェン総裁をアドバイザーに据え、新しい事業計画を提案。リー・タンの反撃が始まった。

さらにリー会長も昏睡状態から回復。ふたりが全てを投げ打ってリー宝石を守ったことを知り、ついにふたりの交際を許すのだった。


シャンナンに、父から結婚を許されたことを報告するリー・タン。シャンナンを恨むどころか、何とも思っていないと聞かされ、彼女は激しく動揺する。

和解した父子はファンスーと母を食事に招待する。そこで初めてリータンの父を「お義父さん」と呼ぶファンスー。父は会社をリー・タンに任せ、治療のため渡米すると伝える。


ファンスーの新しいデザインスタジオは「スータン」と命名された。

全てが好転し始めたように思えたふたりだったが、現実は甘くはない。スータンにようやく舞い込んだ発注も、無名がゆえに取り消されてしまった。それを知り手を差し伸べようとするハオランだったが、ファンスーに強く拒絶されたため、シャオナイを介して取引先の情報を与えるのだった。シャオナイはミラノのマーケットで知り合ったと説明し、英国の会社との提携を提案。その交渉にはたしかに手応えを感じることができた。しかしシャオナイとパン・ジエが一緒にいるところに出くわしたリー・タンとファンスー。シャオナイの黒幕が誰かを知ったリー・タンは、ハオランを訪ね、ある提案をするのだった。

一方、シャンナンが手に入れた新生ドンファンは、どのデザイナーもファンスーが残したデザインを上手く改良することができず、シャンナンは大物デザーナー、ジェームズと交渉しようとする。しかし、お金さえ積めば人は動くと考えているシャンナンに、ジェームズが快諾しない訳を理解することは出来なかった。シャンナンは夫が末期ガンであることと、NSHの全権を委任されたことをマスコミの前で発表し、世間の理解を得ようとする。そしてハオランに助けを求める。そこでハオランはファンシーのデザインをそのまま使い、ジェームズの名前を借りるという戦略を提案。そして自ら交渉のためイタリアに飛ぶと申し出た。

その頃リー・タンは、NSHの新作発表の宣伝費が予算をオーバーすることに乗じて、リー宝石のプロモーションも抱き合わせることで問題を回避することを役員に提案。不良在庫を改良し新作として売り出す魂胆だった。

スータンではファンスーの新作のプレゼンに数社が出席することになり、俄然張り切るメンバー。プレゼンは高評価を得たが、その矢先、NSHの新デザインが発表される。それは紛れもなくファンシーのデザイン画を流用したものだったが、デザイナーの名はジェームズとされていた。プレゼンに出席した数社は、デザインが酷似していることを理由に早々に退席してしまう。しかしファンスーはこれに屈することなく、新しいデザインに取り掛かる。そしてこの苦境にも忙しく立ち回る仲間や母の姿を見つめながら、新しいテーマを思いつくのだった。


もはや全てがシャンナンの思い通りになっていた。ハオランばかりでなく、提携先であるリー・タンまでが、NSHのために動いているようだった。そしていよいよNSHの新作発表会の日が訪れる。ファンシーのデザインを奪われたファンスーは複雑な心境でこの発表会を見つめていた。そこでハオランが突如、ジュームズからのメッセージビデオを披露する。そのビデオで、この新作が名義貸しであること、そして真のデザイナーがファンスーであることが明かされた。混乱する会場。満足げなリー・タン。すべては彼がハオランと手を組み仕組んだものだった。シャンナンを利用して、ファンシーを世に出すというファンスーの夢を叶えたのだ。ハオランもまた、シャンナンに「進むべき道が違う」と告げ去っていった。


ようやく誤解が解けたハオランだったが、この一件で会社を退職する決意をする。そこにはファンスーを託すに価するというリー・タンへの信頼も芽生えていた。

リー・タンはシェンの協力を得ながら、リー宝石のデザイン改良に邁進していた。

そして「ロージー・クラウズ」と「スータン」の合同発表会の日が訪れる。今や時の人となったファンスーは、リータンと並んで立った最後の挨拶で、ハオランに感謝の言葉を送る。

シャンナンも実は密かに会場を訪れていた。そして控え室でファンスーに「しょせんは男の力を頼る同類だ」と詰め寄っていた。そこでファンスーが語ったこととはー


翌朝、リー・タンとファンスーはついに婚姻登記所へ。
そして「最高の元カレ」からの誓いの言葉。
仲間たちも駆けつけ、たくさんの祝福を受けながら、ふたりはついに結婚したのだった

といった展開でした。ざっと各話の感想です。



37話
たたみかけるようなシャンナンの策略。すごいですね~、手に汗握る展開です。
「俺が無力なせいで、迷惑をかけてすまいない」なんて、今までのリータンからは考えられない消沈ぶりです。
ファンスーもリー・タンを助けられない自分を責めます。でもお互いがお互いを思いやってのこと。
ハオランの裏切りも、視聴者はハオランの本心を分かっているだけに、痛々しいくらいですね。
果たしてリータンはシャンナンに土下座するのか? とても見ごたえのある回でした。


38話
ドンファンを手放す決心をしたリー・タンがシャンナンの前で土下座!
この時のシャンナンの表情も、痛々しかったですね。複雑...
動揺する社員の前で、「俺にとってドンファンは、会社というより家族のような存在だった。だからみんなは家族のようなもの」と語るリー・タン。素直な愛情と思いやりを感じる場面でした。素晴らしい経営者だと思います。

そしてその後のファンスーとの会話も感動的でした。「大切なのは何をするか、ではなく、誰とするか」「執着も悪いことではない。それは信念だ」という会話は、新しい一歩を踏み出す人に勇気を与えるものだと思います。
またジュリーの「お金は問題ではない。自分に合う会社かどうかだ」というセリフも、中国の価値観の変化を表していて面白いと思いました。
でもハオラン、いくらファンスーのためとはいえ、パン・ジエまで手放しちゃダメだよ~


39話
それにしても、父に許されたあとファンスーに甘える駄々っ子リー・タンの顔がひどい(笑)
シャンナンに一矢報いたリー・タン。いや~気持ちよかった。恨まれることでリータンの心に残ろうとしたシャンナンが哀れ。
ハオランを信じて戻って来たパン・ジエとの友情もよかったですね。
反目し合っていた父子が歩み寄る姿は感動的でした。ファンスーにファンシーを手放させてしまったことを泣きながら悔やむリー・タン。「昔よりより彼女をもっと愛している」という息子の告白を静かに聞く父。そして初めての抱擁。ほんとうに涙なくしては観られない名場面でした!


40話
リー・タンとファンスーの軽口に加え、シャオナイとパン・ジエのやり取りも微笑ましい回。
今のところハオランだけが貧乏くじですねぇ。どこまでも影ながらにファンスーを支えようとするハオラン。それに気づいたリー・タンは拒絶することなく、ハオランの気持ちを汲み、ある提案をします。こんなところもちょっと大人になったかな? どんな提案をしたのか、非常に気になる展開です。


41話
またまた経営者としてのセンスを垣間見せるリー・タン。不本意なNSHとの提携を逆手に取り、ロージーの新作プロモーションを利用して、リー宝石の不良在庫を一掃しようとは! ファンスーもまた、社員のために新しいデザインに取り掛かり、リー・タンとも少しの間距離を置くことを提案。リー・タンもそれを受け入れます。大人になったふたり。でもこのふたりのイチャイチャぶりは健在。実生活のジェリーもこんななのかな?と想像してしまいます。

すべてが明らかになったあとの、ハオランの言葉。「勝負に勝つには威信を取り戻すこと。彼は決して自分を見失わない。運命のカードを常にその手に握っている」というリー・タンへの評価からも、彼の経営者としての才能が分かりますね。そして人間としても大きくなったのだと思います。潔く身を引くハオランも素敵です。


42話
すべてが軌道に乗り始め、明るい兆しが見えていたリー・タンとファンスー。
誤解は解けたものの、ファンスーの前から去ってゆくハオラン。
そしてすべてを失ったシャンナン。
ファンスーが最後にシャンナンに語った言葉は、現在の経済優先の世の中で生きる私たちへのメッセージのようでした。
「自分で自分を不幸にしたのだ」というエイミーの言葉もまた、身につまされるものがありました。
そこから一転して、ついにふたりの結婚へ! 旧正月映画のような賑やかな終わり方が楽しかったですね?
でも、「夫としてのお試し期間」らしいので、これからも頑張ってね、リー・タン!

という感じで、ついについに最終回となりました~

ラブストーリーとしても、成長物語としても、企業ものとしても、見ごたえたっぷりのドラマでした!
42話という長さですが、まったく飽きさせなかったのがすごい。特にシャンナンが復活してからの終盤の駆け引きは面白かったですね。


さて、「みんなで一緒に同じ作品を視聴したら楽しめるかな~」という思いつきから始まった企画でしたが、いかがでしたでしょうか? 参加してしてくださった方、リツイートなどで協力してくださった方、今までありがとうございました!
またいつかどこかで、お会いできますように。


最後は皆さまからの感想ツイートをご紹介します!
最後まで読んでくださいね~
それでは、再見!



37&38話
シャンナンの要求はリータンにとっては究極の選択ですね。そこまで追い詰めるシャンナンの執念もすごいけど。リータンは父の今の状況でさらに大人になりました。ファンスーを後ろから抱きしめながらすごい決断をしましたねえ。苦難が続くリータンだわ。

復讐の鬼と化したシャンナン(-。-;でも何が目的なの?ファンスーがボロボロになってリータンに捨てられるのが観たいとか。憎しみからは何にも幸せは見つからないよ。

リータンはまさかまたもう一度ファンシーを手放すかどうかの瀬戸際に立たされるとは。6年前と今とは違う?リータンはどう決断するのか、その決断にファンスーはどう思うのか...?


39&40話
嫉妬と恨みだけで行動するシャンナン。仕事への信念と愛する人を護るため行動するリータンとファンスー。どちらが幸せですか?

リータンの「俺は昔よりもっと彼女を愛してる。彼女無しでは生きられない。」で私の涙線崩壊、感動しました。6年以上ものわだかまりがあったパパとの抱擁も良かったです。

来週はいよいよラスト週ですね...。寂しい。ハオランの決着の付け方を見守りたいと思います。みんな幸せになって~!

リータンに会うと心が乱れる、ってシャンナンの本音なんでしょうね。報われなかった愛がまだわだかまってるからこその不幸にしてやる、って宣言が歪んでるし悲しいし虚しい。来週とうとう最後かと思うとこちらも悲しいですわ。リータンとファンスーの幸せを見届けたいです


41&42話
ハオランの友情、リータンの愛情に支えられファンスーが成功できたのは本当に嬉しい。

ラスト、ハオランは業界を去っていったけれど、もし本当にやりたい事が出来て何かを始めることになったら、今度はリータンとファンスーが絶対に全力でバックアップするんじゃないかな~って想像してます。良いドラマでした♪

長かったけれど飽きさせずにとても面白いドラマでした。リータンとファンスーの成功の発表会、支えてくれたハオランに素晴らしい未来を!の言葉に泣けた~~。みんな幸せにと願うばかり。そして誰もが離れていって最後に発した母に会おうってシャンナンも切なかったな。。


改めまして、皆さま感想ツイート本当にありがとうございました!
最終回を迎えまして、うれしいお知らせが!!なんと、、
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