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【のむコレ2018特集】劇場スタッフが選ぶゼッタイ観てほしい映画は...『狂獣 欲望の海域』『霊幻道士Q 大蛇道士の出現!』




11月3日からスタートする劇場発信型映画祭「のむコレ2018」。数多くの作品を観てきた劇場スタッフが今回の全24作品の中から選ぶ、とっておきの<これはゼッタイ観て!>なオススメ2作品をご紹介します。

【今回の選者】シネマート心斎橋 永里俊平さん
シネマート心斎橋・映写担当。シネマート心斎橋歴は6年目。好きな映画のジャンルは、人が「オシャレ?」という映画や、映像・ストーリーとともに心に留まる映画。
映画館で働いていますが、登山やキャンプなどのアウトドアもやります。


「のむコレ2018」公式サイト

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『狂獣 欲望の海域』  
                  

『狂獣 欲望の海域』のむコレ2018にて上映! c2017 SUN ENTERTAINMENT CULTURE LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.


まず、このタイトルから想像されうる男臭さ。
狂獣。狂った獣。クレイジー・モンスター??

アクションスターがスクリーンを縦横無尽に駆け回り、もう血みどろな闘いが待っていること違いなし!
マックス・チャンの凶暴なアクションに、観る側はハラハラする。
最後の船上での格闘では、バランス力は?
そんなの関係ねぇとビシバシザクザク戦闘を繰り広げる。
香港の港町を舞台に、海に沈む金塊を巡って狂った男たちの争いを、固唾を飲んで見守る。

暴力&金、そんな欲望の塊みたいな映画をぜひ堪能していただきたいです。


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『霊幻道士Q 大蛇道士の出現!』                             

『霊幻道士Q 大蛇道士の出現!』のむコレ2018にて上映! cNew Studios Media Group


幼いころ、キョンシーの映画をVHSで観て、ホラーなのにどこかお茶らけている印象が強く残っています。
僕は恐い映画が苦手なので、恐る恐る見ていた記憶があります。
キョンシーの動きが一定のリズムで飛んで動くのだけなのに、その機械的な動きは僕におかしさと恐怖をあたえてくれました。

本作は、キョンシー映画のコメディー部分の多く残る作品で、道士の戦闘シーンに加え、恋愛パートもあります。
蛇女を操った大蛇道士との一戦は、術の使い合い、剣の交じり合い!
88分と短めですが、本格的な戦闘、たまにある小さなギャグと、とても中身の濃い88分となっています。


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「のむコレ2018」

名作映画発掘フェスティバル「のむコレ」が、上映作品24 本にスケールアップして今年も開催?
11 月3 日(土・祝)よりシネマート新宿・シネマート心斎橋にて開催!

「のむコレ2018」公式サイト





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