神々が暮らしている、あちら側の世界―“神界(しんかい)”
神界には水の国“水国(すいこく)”、空の国“天国(てんこく)”、土の国“地国(ちこく)”がある。それぞれの国に王がいるが、万物の源である水国の王は“神界の皇帝”という絶対的権力を持つ。即位するには神託が刻まれた“神石(しんせき)”で玉璽を作らねばならない。その神石は3つ。人間界の自然を守る3人の管理神(かんりしん)たちが1つずつ持っている。
ある日、水国の水が赤く染まった。 3000年ぶりに神界に新しい皇帝が誕生する兆しだ。水国の王子ハベクは神石を捜しに人間界へと降り立つのだが―。
水国の王に即位するため、人間界に降り立った水の神ハベク(ナム・ジュヒョク)と家来のスリ。
しかし、時空のねじれで間違った場所に着き、おまけに管理神の居場所が分かる座標だけではなく、神力もなくしてしまう。途方にくれたハベクは“神の従者”の子孫ユン・ソア(シン・セギョン)に覚醒してもらうべく、ある手段を使うのだが―。
そして、ハベクは苦労の末、天国の管理神ビリョム(コンミョン)と水国の管理神ムラ(チョン・スジョン/クリスタル)に会うのだが、なぜか2人はハベクに「神石は渡せない」と言い放つ・・・!
そんな中、ソアはリゾート会社の代表シン・フエ(イム・ジュファン)と出会う。ソアは自分を窮地から救ってくれたフエに感謝し、フエはソアに淡い思いを抱くが、ソアは自宅に転がりこみ自分を振り回すハベクにだんだん惹かれて・・・。